出願から登録までの流れ
【お断り】 ここで説明する商標登録までの流れは、あくまで法律上の段取りについてです。 弊社で行うサービスの流れを示しているわけではありませんので予めご了承ください。 実際の商標登録の取得サービスは出願前の事前準備から始まり、最終的に商標登録に失敗した後の対応までを含みます。 出願した商標はどの...
商標登録の手続きを弁理士に依頼することをお勧めするわけ
商標登録するのに資格が必要だという誤解があるようですが、特に資格はいりません。 どなたでも商標登録の手続きを行うことができます。 もちろん、商標権者が自分で商標登録することも可能です。 それでも商標登録専門の弁理士に依頼するのが最良の選択です。 私が弁理士だか...
商標登録の4つの働き
商標登録をするメリットは、どんなところにあるのでしょうか。 一般的に言われている商標の働きは、大きく分けて次の4つがあります。 出所表示機能 識別機能 品質保証機能...
ポケモンGO日本での配信の遅れは商標が原因か
任天堂が提供するスマートフォン用ゲームアプリであるポケモンGOが世界的なムーブメントを起こしています。 街中のスマホをかざしながら歩いていると、あら不思議、そこにいないはずのポケモンが画面上に現れ、ボールを投げてうまくヒットすると原作ゲームさながら、ポケモンがゲットできるというゲーム。 世界中で子供はおろか大人まで夢中になっていますが、発祥の地である日本では7月1...
ウェブサイトで使っている商標の登録について注意したいこと
最近では中小企業や個人でも気軽にウェブサイトが持てるようになりました。 サイトの利用方法はブランディングや集客、ネット通販など様々あると思いますが、多くの人がウェブサイト上で独自商標を使っていると思います。 実際、最近は「ウェブサイトで使っている名称やキャッチフレーズなどを商標登録できるでしょうか」といった問い合わせが増えました。 そこで今回は、ウェブサイ...
伊藤園が「大茶会」を商標登録したことで茶業界に波紋呼ぶ
緑茶飲料最大手の伊藤園が商標出願していた「大茶会」が、2月3日、正式に商標登録されました。 大茶会は、茶事にまつわる歴史的な行事で、現在でも茶業界ではイベント名などに使っています。 それが商標登録されたことで、今後は、大茶会の商標使用に制限がかかることになり、茶業界で波紋を呼んでいます。 伊藤園による商標登録の...
トランプ米大統領が発した謎の単語covfefeが欧州ですぐ商標登録できた理由
何かとおさわがせのドナルド・トランプ大統領(米)がツイッターで発した謎の単語について、欧州で商標権が取得されたと話題になっています。 商標権を取得したとされる人物はスウェーデンで会社を経営する個人で、トランプ氏とは無関係な第三者でした。 驚くのはその速さです。 トランプ氏のツイッター発言からたった1日しかたっていないのです。 その理由を探ると出願した人物の意外な深謀遠慮が見えてきました。...
地質学名採用を目指す「チバニアン」がすでに商標登録されていた
地球の歴史を知る上で貴重な断層が千葉県市原市で見つかり、日本の研究チームは地質年代の名称として「チバニアン」と命名。 近く、正式な学名として、国際機関に提案する計画でした。 ところが、計画は思わぬところで壁に突き当たりました。 すでに第三者によって「チバニアン」が商標登録されていたのです。 産業財産権に属さない学名の命名に、商標登録がどのように影響するの...
KISSのシモンズさんが商標出願したハンドサインは登録されるのか
商標権ビジネスで巨万の富を築いたと言われるKISSのジーン・シモンズさんが、今度は、手で作った得意のポーズを商標出願して物議をかもしています。 ピースサインやOKマークのような、手で作ったサインを商標登録できるのか、あるいは商標登録できたとすると、他の人は同じ手の形を作ったら商標権の侵害になってしまうのでしょうか。 アメリカでの商標登録は不透明 ジーン・シモンズさんは6月9日...
KISSのシモンズさんが申請中の「デビルズホーン」の商標登録を断念か
世界的なロックグループ、キッスのギタリストであるジーン・シモンズさんが、商標登録を目指して米当局に行っていた「デビルズホーン」の申請を放棄した模様です。 デビルズホーンは、シモンズさんがステージ上などのパフォーマンスの際、好んで使っていた手のジェスチャーでしたが、同様のジェスチャーを使っているアーティストは他にもおり、ロック界で一般的に使われているため、商標として独占しようとすることを疑問視...