2016年12月– date –
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商標登録を成功報酬制の弁理士に依頼するのは本当に得か
商標登録を行う際、一般的には商標を含む特許や実用新案など、産業財産にかかわる法律事務を専門に行う弁理士に頼むのが一般的です。 以前は、弁理士が行う各種法律事務の諸費用は、弁理士協会が取り決めて一律で行われ、どこに頼んでも一緒でしたが、現在... -
商標を侵害していると警告を受けたときの対処法
ある日突然、「あなたはうちの商標を侵害している」という商標侵害の警告書が届く、よくあるケースです。 警告書には、商標侵害をやめ、賠償額を払うようにという要求まで書かれていることがあります。 誰だってこんな警告がきたら慌ててしまうのも無理は... -
商標を勝手に使われないためのコツ
商標登録が済んだらもう安心。商標を勝手に使われる心配はない、などと思ったら大きな間違いです。 商標登録が済んだら完了ではなく、登録ができたら次は商標の管理が始まります。 かといって、誰かが商標侵害していないかどうか日本中を調べて回るわけに... -
商標登録できなかったときはいったん立ち止まって考えてみる
商標登録は必ず成功するとは限りません。 特許庁の審査を通ることができず、商標登録できないこともあります。 どうしても商標登録したいなら、もう一度チャレンジするという方法もあります。 しかし、再チャレンジする前に、本当にその商標でよいのか、い... -
商標登録によって直接的な利益を得る方法
商標登録をためらう理由として、「商標登録してもお金にならない」という意見があります。 確かに、目に見える利益があがりにくいことはあります。 しかし、商標の侵害を防ぐことで売り損ないをなくしたり、あるいは、ブランド形成を図ることで販売促進に... -
商標を侵害されてもあえて様子を見るという手もある
唐突ですが、登録した商標を他人が勝手に使っていた事実が発覚したらどうしますか。 もちろん、勝手に商標を使用しないよう警告し、場合によっては損害賠償を請求することを考えるのがセオリーです。 しかし、実務的には、わかっていてあえて放置し、様子... -
法人登記したら会社名は保護されるという誤解
法人登記をした時点で、商号(会社名)は守られるので、会社名をわざわざ商標登録することはないと誤解している人がいます。 確かに、同一商号や紛らわしい商号を第三者が勝手に名乗ることはできません。 とはいえ、法人登記だけでは完全に会社名を守るこ... -
沖縄県の地域ブランド 「琉球びんがた」
沖縄県の地域ブランド商標である琉球(りゅうきゅう)びんがたは、琉球びんがた事業協同組合によって地域団体商標に登録されました。 沖縄県というと、南国特有の極彩色に彩られた艶やかな民族衣装を思い浮かべる人が多いでしょう。 あの衣装こそ、琉球び... -
鹿児島県の地域ブランド 「本場奄美大島紬(ほんばあまみおおしまつむぎ)」
鹿児島県の地域ブランド商標である本場奄美大島紬(ほんばあまみおおしまつむぎ)は、本場奄美大島紬協同組合によって地域団体商標に登録されました。 鹿児島県の大島紬。 着物や織物に関心のない人でも、その名を聞いたことがあるはずです。 あまりにも有... -
山形県の地域ブランド 「平田赤ねぎ」
山形県酒田市の地域ブランド商標である平田赤ねぎ(ひらたあかねぎ)は、庄内みどり農業協同組合によって地域団体商標に登録されました。 山形県の平田赤ねぎは、その名の通り、真っ赤なねぎです。 ごく最近まで、市場に出荷されず、農家の自家使用のため...