人気の鶏唐揚げめぐる紛争に決着
大阪の食肉業者が商標登録している鶏肉加工食品とそっくりな商品が売られているとして販売差し止めと損害賠償を求めていた裁判で5月19日、和解が成立しました。 訴えていたのは鶏肉専門店を営むシマナカ。 スティック状に加工され、歩きながらでも食べやすいと人気の金のとりからを開発した会社です。 訴えられていたのは...
登録商標と知らずに藤沢市がボクササイズの商標権を侵害
無断で商標を使用したとして東京都内のボクシングジム経営者が藤沢市に権利侵害を申し立ました。 市は事前に調査をせず、登録商標であることを知らずに使ってしまったようです。 市の行った事業について起こったトラブルです。 当然、営利目的の事業ではありません。 それでも商標の侵害は成り立つのでしょうか。 知らなかった...
カーアクセサリーに自動車メーカーのロゴを勝手に彫って販売
カーアクセサリーに自動車メーカーのロゴを勝手に彫り、インターネットオークションで販売していた男が6月22日商標法違反で逮捕されました。 商標法は商標を持つ権利者の利益が侵害されたときに、商標の使用の停止や損害賠償を請求できますが、一方で刑事罰もあります。 500円で仕入れたノーブランド品が3000円に 大阪府警生活...
ビジネス立ち上げ前だが商標登録しなかったらどうなるか
ご質問 アクセサリーのブランドを新しく立ち上げようと考えていますが、販売している実績がないと商標登録できないと聞いたことがありますが本当でしょうか。 もしそうだとすると、販売実績をつくるまでの間、商標が野放しになってしまいます。 その間に、第三者がブランド名やロゴを模倣してしまったらどうなるのでしょうか。 ...
商標登録することで得られる3つのメリット
一般的に言われていることでは、商標登録することによって、次の3つのメリットがあると言われています。 商標を独占排他的に使用できる 第三者による商標の使用の差し止めや損害賠償請求ができる
中国企業が米大手スポーツメーカーの商標をパクリ疑惑
中国のスポーツメーカーが発表した新ブランドの商標がアメリカの大手スポーツメーカーのロゴ商標に瓜二つだと話題になっています。 中国の企業によるパクリ騒動はいまや珍しくないとはいえ、あまりにもそっくりなので中国国内でもさすがに非難の声が出ており、模倣されたアメリカのスポーツメーカーが法的手段に訴える事態に発展しています。 模倣の意図は明らか ...
登録した商標が第三者に侵害されたときの対処法(1)基礎編
せっかく商標登録した商標の利得をしっかり行使し、ビジネスをより優位に進めていくためには、登録した商標の権利を守ることが重要です。 つまり、第三者が勝手に使用しないよう管理し、もし商標権の侵害が発覚したらそれに対処することが必要になってきます。 では、具体的に、第三者に商標を侵害された場合、どのように対処すればよいのでしょうか。
商標を侵害されてもあえて様子を見るという手もある
唐突ですが、登録した商標を他人が勝手に使っていた事実が発覚したらどうしますか。 もちろん、勝手に商標を使用しないよう警告し、場合によっては損害賠償を請求することを考えるのがセオリーです。 しかし、実務的には、わかっていてあえて放置し、様子を見るという手段をとることもあります。 いったいなぜ商...
商標を侵害していると警告を受けたときの対処法
ある日突然、「あなたはうちの商標を侵害している」という商標侵害の警告書が届く、よくあるケースです。 警告書には、商標侵害をやめ、賠償額を払うようにという要求まで書かれていることがあります。 誰だってこんな警告がきたら慌ててしまうのも無理はありません。 そこで、商標を侵害しているという警告がきても慌てないよう、対処法について知っておきましょう。 ...
特許庁が商標侵害の最低賠償額を設定へ
登録した商標を勝手に第三者が使って営業した場合、権利侵害を訴え、使用の差し止めを勧告できるだけではなく、被った損害を賠償請求できます。 しかし実際には、使用の差し止めはできても賠償請求のハードルが高かったのが実際のところです。 ところが、特許庁が2016年2月、最低賠償額を設ける方針を固めたようです。 こ...