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宮崎県の地域ブランド 


宮崎県の地域ブランド「宮崎牛」と「宮崎ハーブ牛」

宮崎県は牛肉の産地として知られます。

肉用和牛子牛生産では全国で2位。

牛の品評会、全国和牛能力共進会では毎回優秀な成績を納めます。

口蹄疫の発生により大打撃を受け、貴重な種牛まで殺処分の憂き目にあうという産地の危機を乗り越え、再び牛肉の産地として復活しています。

そんな宮崎県産の牛肉ブランド商標は二つあります。

「宮崎牛」と「宮崎ハーブ牛」です。

宮崎県の宮崎牛とは

日本一の称号を獲得

まずは、宮崎牛から。

宮崎牛は宮崎県内で飼育された黒毛和牛であり、かつ、日本食肉格付協会が定める格付基準で、肉質等級4等級以上のものしか認められていません。

ちなみに、3等級以下のものは「宮崎和牛」の商標で呼び分けられています。

5年に一度開催される牛肉の品評会、全国和牛能力共進会の平成19年、第9回大会において、宮崎県は9部門中、7部で一席(一位)に輝き、さらに、種牛・肉牛の両部門で内閣総理大臣賞(最高賞)など各賞を文字通り独占し、日本一の和牛の称号を獲得しました。

ピンチを乗り越え二連覇達成

ところが、そんな宮崎の畜産業界が悲劇に見舞われます。

平成22年に発生した「口蹄疫」の流行です。

流行が発生した地域では家畜の移動が制限され、また、発症が確認された地域ではすべての牛が殺処分の対象になり、健康な牛まで含めて対象になった地域ですべての牛が殺処分となり、結果、この流行で約30万頭に及ぶ牛が失われました。

育てていた牛をすべて失ったばかりか、流行が収束した後も風評被害に悩まされ、畜産農家に与えた被害は深刻。宮崎の畜産業が元通りになるまで、最低でも3年から5年はかかると予想されました。

しかし、この被害から2年後の平成24年に開催された10回全国和牛能力共進会で、宮崎県は、全9部門中5部門で1席、そして、総合評価で内閣総理大臣賞、団体賞で1位を獲得するなど見事な復活を遂げたのです。

宮崎県の宮崎牛の歴史

宮崎牛というブランド商標が誕生したのは昭和61年です。

元々宮崎県は畜産業が盛んな地域でしたが、黒毛和牛の生産地としては比較的に後発です。

そこで、宮崎県では、素牛(肥育開始前の子牛)の生産から成牛までの肥育、さらに、肉牛としての製品化まで県内で一貫して行う体制の整備に力を入れ、増産と品質の向上に取り組みました。

さらに、昭和61年、「より良き宮崎牛づくり対策協議会」が創設。ブランド商標として「宮崎牛」を制定すると同時に、指定販売店による流通を開始。

宮崎牛のブランド化を図ったのです。

平成22年には肉牛の病気である口蹄疫の問題が深刻化し、それに感染した宮崎牛の多くが殺処分されるという出来事もありました。

参考サイトURL:
より良き宮崎牛づくり対策協議会
宮崎ブランド推進本部
高原町役場
宮崎市観光協会
宮崎県みやざきアピール課
黒毛和牛どっとこむ
国産牛・豚
宮崎県
全国和牛登録協会

宮崎県のもう一つのブランド商標の宮崎ハーブ牛とは

ハーブで育てた牛

宮崎県の牛肉ブランドは、宮崎牛のほかに、もう一つあります。

宮崎ハーブ牛です。

4種類のハーブとビタミンEを強化した専用飼料で肥育した宮崎県産の牛肉のことです。

ハーブ牛専用の配合飼料は、鹿児島の飼料工場から専用車両で運ばれ、宮崎県内のハーブ牛生産農家に配送されます。

もともと、宮崎牛そのものが、脂身の質がよいとされていますが、ハーブ配合飼料によって育てることでさらにオレイン酸の割合が多くなり、口溶けの良い脂肪になるということです。

3種類のハーブ牛

一口に宮崎ハーブ牛といっても厳密には3種類にわかれます。

  1. 宮崎ハーブ牛
  2. 宮崎ハーブ牛交雑種
  3. 宮崎ハーブ和牛

1.宮崎ハーブ牛

宮崎ハーブ牛はホルスタイン種のことです。

脂肪交雑(サシ)が比較的に少なめなのが特徴です。

ちなみに、ホルスタイン種は乳牛のイメージがありますが、肉牛にも適しています。

2.宮崎ハーブ牛交雑種

宮崎ハーブ牛交雑種は和牛とホルスタインを掛け合わせた品種です。

脂肪交雑が適度に入り、肉の柔らかさと脂身のジューシーさを兼ね備えているのが特徴です。

3.宮崎ハーブ和牛

宮崎ハーブ和牛は黒毛和種のことです。

脂肪交雑が多くやわらかい肉質が特徴です。

宮崎県のもう一つのブランド肉、宮崎ハーブ牛の歴史

宮崎ハーブ牛が誕生したのは平成13年のことです。

平成13年に、日清丸紅飼料と宮崎県県乳用牛肥育事業農協の共同開発により、ジンジャー、シナモン、オレガノ、ガーリックの4種類の天然ハーブにビタミンEを混合した専用資料が完成しました。

専用飼料を与えることで、生産された肉は、普通に生育した牛の4倍に相当するビタミンEを含有しており、より柔らかく、甘みがあり、さっぱりした脂身になると言われます。

同年4月、宮崎ハーブ牛のブランドで販売開始し、さらに、同じ年の6月、宮崎ハーブ牛交雑種が完成。ブランド創立から10年目、2011年に宮崎ハーブ和牛も追加され、現在は3ブランドが生産されています。

参考:
宮崎県乳用牛肥育事業農業協同組合
ハーブ村振興協議会
農畜産業振興機構
「宮崎ハーブ牛のブランド化の取組」甲斐諭(中村学園大学流通科学部)

宮崎牛の商標登録情報

登録日 平成19年(2007)2月23日
出願日 平成18年(2006)4月3日
先願権発生日 平成18年(2006)4月3日
存続期間満了日 平成39年(2027)2月23日
商標 宮崎牛
称呼 ミヤザキギュー,ミヤザキウシ
権利者 宮崎県経済農業協同組合連合会
区分数
第29分類 宮崎県産の牛肉【類似群コード】32A01

宮崎ハーブ牛の商標登録情報

登録日 平成19年(2007)2月23日
出願日 平成18年(2006)4月3日
先願権発生日 平成18年(2006)4月3日
存続期間満了日 平成39年(2027)2月23日
商標 宮崎牛
称呼 ミヤザキギュー,ミヤザキウシ
権利者 宮崎県経済農業協同組合連合会
区分数
第29分類 宮崎県産の牛肉【類似群コード】32A01

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2017年02月07日 作成
2017年11月24日 更新

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