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鹿児島県の地域ブランド 


鹿児島県の地域ブランド「川辺仏壇」

川辺仏壇の最初の商標登録は、昭和55年(1980)11月28日、鹿児島県川辺仏壇協同組合(鹿児島県南九州市川辺町平山6140番地)が出願した組合のロゴマークでした。

その後、地域団体商標制度が始まると、文字商標としても商標出願して認められています。

川辺仏壇は、早い段階からブランド化を進めていたのです。

時代の大きな流れの中で仏壇産業は衰退傾向にあります。

鹿児島県の仏壇産業はこの苦難をどうやって乗り越えようとしているのでしょうか。

鹿児島県の川辺仏壇とは

川辺仏壇は、鹿児島県南九州市川辺町を中心に生産されている仏壇です。

平安時代から800以上の歴史を持つ老舗の産地です。

スギ、マツなどを素材とし、本漆を使った漆黒の本体に豪華な彫を金箔押しがほどこされ、やや小型といった特徴があります。

また、川辺仏壇には、「ガマ」という独特の構造をもったシリーズがあります。

やや小ぶりな川辺仏壇の中でもさらに小型で、台座と本体が一体化した構造になっているものです。

「ガマ」とは、鹿児島県の方言で洞窟のことで、狭いところでも飾れるように発達したものです。

なぜ、川辺の仏壇が小型なのかというと、仏教が制限された時代に仏壇をタンスに偽造するなどして隠し、密かに信仰を温めていたことに由来すると言われています。

弾圧されても決して信仰を手放さなかった信心深い川辺の地域性が独特の構造の仏壇を生んだというわけです。

鹿児島県の川辺仏壇とは

鹿児島県の川辺町の人々がどれだけ信仰に厚いかを物語る証拠に、川辺町を流れる清水川の岸壁に広がる仏教遺跡群があります。

摩崖仏(岩石に彫り込まれた立体的な仏像)や宝筐、梵字、五輪塔などのレリーフが、高さ15m 、長さ500m にわたって延々と続いている光景を見ることができます。

鎌倉時代中期から彫り進められたと言われています。

当然、一人の力でできることではなく、大勢の人たちが何世代にもわたって引きついだものでしょう。

戦国時代、鹿児島を治めていた薩摩藩は一向宗(当時、一大勢力を誇った仏教の宗派で、独自に軍を編成し戦国大名の一角を占めていた)と敵対していたため、仏教を制限。

また、明治初期の廃仏毀釈によって仏教に危機が訪れた際も、この地の人たちは密かに信仰を温め続けたのです。

鹿児島県の川辺仏壇とは

現在では仏壇名産地の一つと言われるまでになった川辺仏壇ですが、他の産地同様、衰退の危機にあります。

戦後ぐらいまでは、どこの家庭にも普通に置かれていた仏壇が急速に姿を消しつつあります。

仏壇業界では、現代の洋風建築の家屋にもマッチする小型の家具調仏壇やデザイン仏壇などを開発し、時代の流れに対応しようとしています。

こうした中、もともと小型で、仏壇を隠すために発達したタンスの外観をもった元祖家具調仏壇ともいえる特徴を持っていた川辺仏壇が注目を集めているわけです。

とはいえ、そもそも日常的に信仰とともに生活するという文化が希薄になっていったことが仏壇産業衰退の背景にあり、この根本の問題が解決されていません。

仏壇は、仏教なくしては存在しえない産業であり、今後は、単なるモノづくりの視点にとどまらず、いかに仏教文化を育てるところに踏み込んでいけるかにかかっていると言っていいでしょう。

参考:
川辺仏壇協同組合
全国有名仏壇店ネット
いい仏壇
伝統工芸青山スクエア
仏壇の一流
鹿児島県
KOGEI JAPAN

川辺仏壇の商標登録情報

登録日 昭和55年(1980)11月28日
出願日 昭和51年(1976)7月7日
先願権発生日 昭和51年(1976)7月7日
存続期間満了日 平成32年(2020)11月28日
商標 川辺▲仏▼壇\協同組合
称呼 カワベブツダン,カワナベブツダン,カワナベブツダンキョードークミアイ
権利者 鹿児島県川辺▲仏▼壇協同組合
区分数
第20類 仏壇
登録日 平成19年(2007)3月16日
出願日 平成18年(2006)8月7日
先願権発生日 平成18年(2006)8月7日
存続期間満了日 平成29年(2017)3月16日
商標 川辺仏壇
称呼 カワナベブツダン,カワベブツダン
権利者 鹿児島県川辺▲仏▼壇協同組合
区分数
第20類 伝統的工芸品に指定された技術又は技法により製作された鹿児島県川辺郡川辺町産の仏壇
登録日 平成22年(2010)11月26日
出願日 平成22年(2010)5月17日
先願権発生日 平成22年(2010)5月17日
存続期間満了日 平成32年(2020)11月26日
商標 川辺佛壇
称呼 カワナベブツダン,カワベブツダン
権利者 鹿児島県川辺▲仏▼壇協同組合
区分数
第20類 鹿児島県南九州市川辺町産の仏壇
登録日 平成22年(2010)11月26日
出願日 平成22年(2010)5月17日
先願権発生日 平成22年(2010)5月17日
存続期間満了日 平成32年(2020)11月26日
商標 川辺仏壇
称呼 カワナベブツダン,カワベブツダン
権利者 鹿児島県川辺▲仏▼壇協同組合
区分数
第20類 鹿児島県南九州市川辺町産の仏壇(「伝統的工芸品に指定された技術又は技法により製作された鹿児島県川辺郡川辺町産の仏壇」を除く。)

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2017年03月31日 作成
2017年12月06日 更新

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