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石川県の地域ブランド 


石川県の地域ブランド「山代温泉」「山中温泉」

石川県は全国有数の温泉どころです。

県内には、古くから温泉郷として栄えた、和倉、山代、山中、片山津といった、いずれも著名な温泉地を抱えます。

このうち、山代温泉と、山中温泉が、地域団体商標として商標登録されています。

実はこの二つの温泉、ある共通の人物がかかわっています。

石川県の山代温泉とは

山代温泉は、石川県加賀市一帯に広がる宿泊施設と温泉浴場施設を備えた温泉街です。

1300年の歴史を持つ古い湯治場であり、もともと何もなかったところに共同浴場がつくられ、湯治に訪れる客を目当てに宿泊施設ができ、街が発達したものです。

このような、共同浴場を中心とした街を北陸では「湯の曲輪(ゆのがわ)」と呼びます。

現在、山代温泉には2つの共同浴場、「総湯」と「古総湯」があります。

総湯は、最新の熱交換システムを導入した100%源泉の共同浴場です。

「古総湯」は、明治時代の総湯を復元したもので、温泉に浸かるだけの伝統的な入浴方法「湯あみ」を再現した共同浴場です。

泉質は、総湯がナトリウム・カルシウム‐硫酸塩・塩化物泉と単純温泉の混合泉で、古総湯はナトリウム・カルシウム‐硫酸塩・塩化物泉です。

適応症は、それぞれによって違いますが、筋肉や関節痛、打撲、捻挫、胃腸機能の低下、糖尿病、喘息、肺気腫、痔、睡眠障害、うつ状態、きりきず、末梢循環障害、皮膚乾燥症など。

石川県の山代温泉の歴史

言い伝えによると、山代温泉の歴史は、いまから約1300年前の神亀2年(725年)にさかのぼります。

東大寺建立の立役者としても知られる奈良時代の高僧行基が北陸の名峰白山へ修行に向かう途中、一羽の烏が水たまりで傷を癒しているのを見かけました。

そばへよってみると、水たまりは温泉で、鳥と思われたものは、伝説の霊獣八咫烏(やたがらす)でした。

八咫烏は、古事記や日本書など古い文献にも登場、神の使いとして描かれています。

各地に残る温泉の発見の逸話には、このようなおとぎ話的なものが多いのですが、山代温泉もまた、神が八咫烏に姿を変えて、行基に温泉の場所を教え、広く民衆のために活用せよと諭したというわけです。

以降、山代温泉は湯治場として発展、永禄8年(1565年)5月には、戦国武将の明智光秀が傷を癒すため、湯治に通ったとされます。

また、明治時代になると、与謝野晶子や泉鏡花などの文豪にも愛され、その名を全国に知られていきました。

参考:
山代温泉(山代温泉旅館協同組合・山代温泉観光協会)
山代温泉通り商店街振興組合

石川県の山中温泉とは

山中温泉もまた、石川県加賀市内にある温泉郷です。

同じ石川県加賀市内にあるだけに、開湯したもの1300年前と同時期で、泉質も特徴もよく似ています。

泉質は、カルシウム・ナトリウム‐硫酸塩泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、打ち身、慢性消化器病、痔病、動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮膚病、運動麻痺などに効果があるとされます。

総湯と呼ばれる共同浴場は、1300年前に開湯した場所で現在でも開業しています。

また、山中温泉は、『奥の細道』で有名な松尾芭蕉が東北行脚の疲れをいやすために逗留したことでも知られます。

山中温泉をいたく気に入った芭蕉は、有馬、草津と並ぶ名湯だと褒めたたえ、「山中や 菊は手折らじ 湯の匂い」という句を残しています。

石川県の山中温泉の歴史

山中温泉が発見されたのは、いまから1300年前。

発見された年代も同じ頃ですが、実は発見した人も同じで奈良時代の高僧行基です。

行基が加賀を訪れたとき、山中で遭遇した一人の老人に、「この地には病を治す温泉がある」と教えられ、その通りに掘ってみると温泉が湧いたという言い伝えが残っています。

なぜいずれも行基なのでしょうか。

行基という人は地位の高い僧なのですが、世の中に尽くした人で、仏教の布教活動を朝廷から制限されていた時期に、人々を救うための布教活動に邁進。

さらに、病気の人や、貧しい人を助けるための施設を各地に建設、耕作地を開拓する墾田など多方面で社会事業に尽力しました。

こうした活動が民衆から絶大な称賛を得て、その圧倒的な民衆の支持を、朝廷も無視できなくなり、東大寺建立の責任者として行基を迎え入れるなど、手厚く遇したというわけです。

言ってみれば、この時代のヒーローです。

行基は主に近畿で活躍し、北陸でも布教活動や社会活動で度々足を運んだようです。

そうした活動がいつしか、自分たちのヒーローが温泉をもたらしてくれたというストーリーとして語り継がれていったのでしょう。

参考:
山中温泉観光協会・山中温泉旅館協同組合
KAGA旅まちネット(加賀市観光情報センター)

山代温泉の商標登録情報

登録日 平成19年(2007)1月12日
出願日 平成18年(2006)4月3日
先願権発生日 平成18年(2006)4月3日
存続期間満了日 平成39年(2027)1月12日
商標 山代温泉
称呼 ヤマシロオンセン
権利者 山代温泉旅館協同組合
区分数
第43分類 石川県加賀市山代温泉内における温泉浴場施設を有する宿泊施設の提供【類似群コード】42A01
第44分類 石川県加賀市山代温泉内における温泉浴場施設の提供【類似群コード】42D01

山中温泉の商標登録情報

登録日 平成19年(2007)2月23日
出願日 平成18年(2006)4月3日
先願権発生日 平成18年(2006)4月3日
存続期間満了日 平成39年(2027)2月23日
商標 山中温泉
称呼 ヤマナカオンセン
権利者 山中温泉旅舘協同組合
区分数
第43分類 石川県加賀市山中温泉内における温泉浴場施設を有する宿泊施設の提供【類似群コード】42A01
第44分類 石川県加賀市山中温泉内における温泉浴場施設の提供【類似群コード】42D01

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2017年03月02日 作成
2017年12月01日 更新

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