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石川県の地域ブランド 


石川県の地域ブランド 「粟津温泉(あわづおんせん)」

石川県の地域ブランド商標である粟津温泉(あわづおんせん)は、粟津温泉旅館協同組合によって地域団体商標に登録されました。

1300年の歴史を持つ温泉街です。

旅館の数はわずか13件と決して多くありませんが、そのぶん静香で、さらに、それぞれの宿が自家掘りの天然湯を持ち、400年も語りつがれる恋伝説の舞台など、ロマンチックな魅力も兼ね備えた温泉街です。

石川県の粟津温泉とは

概略

石川県小松市粟津町、井ノ口町、戸津町、湯上町、上荒屋町にまたがる温泉浴郷です。

奈良時代に開湯され、1300年の歴史を持つ北陸最古の温泉街であり、中でも最初に開業した旅館「法師」は、一時期、世界一古い宿泊施設としてギネスブックにも載っていたほどの歴史を持ちます。

粟津温泉街に属する旅館は13軒と、決して多くはないものの、全ての旅館が自家だけの専用源泉を持っておいるのが特徴です。

すべての温泉の泉質は100%の芒硝泉ですが、自家掘り源泉のため、旅館によって微妙に湯の加減が違うのも、粟津温泉の特徴です。

泉質

芒硝泉は血管拡張作用があるとされ、神経痛、高血圧症、動脈硬化、筋肉痛、痔疾などに効果を発揮します。

そのほか、美肌、リュウマチ、傷、胃腸病、便秘などにもよいとされます。

芒硝泉は無色透明で、飲用も可能です。

石川県の粟津温泉の歴史

開湯

粟津温泉は奈良時代初期の養老2年(718年)、泰澄大師によって開湯されたと伝えらます。

泰澄大師は霊峰として知られる白山を開山したことで知られ、出身国の越前にちなみ、「越の大徳」と称賛されるほどの徳の高い名僧です。

その泰澄が白山で修行中、夢枕に白山大権現が立ち、「粟津なる村に霊泉がある」というお告げを受け、実際に掘ったところ温泉が出たということです。

さらに、泰澄は弟子の雅亮法師に湯守を命じました。

雅亮法師は泰澄の命にしたがい、湯の脇に宿を建て、湯治場を開設。

これが、粟津温泉最古の旅館、現在の「法師」につながっています。

さらに、雅亮法師は、大師からさずかった聖観世音と薬師如来を安置する寺を建立。

粟津温泉を守護する大王寺となりました。

湯治場としての発展

霊験あらたかな名湯として知られるようになった粟津温泉。湯治場としての発展に寄与したのが加賀藩の三代藩主前田利常でした。

利常は加賀百万石の財政基盤を盤石にした名君でありながら、47歳というわかさで隠居しました。

隠居後、美術工芸の保護育成、文化の発展に尽力する中で、戦国時代の戦の中で焼失した大王寺を再建し、また、粟津にあるもう一つの名刹・那谷寺も荒れ果てていたのを再興したのです。

大王寺、那谷寺とも、現在の粟津観光の中心地になっており、利常は後々まで続く粟津温泉の発展に多大な功績を残しました。

利常自身、度々粟津温泉を利用しており、粟津に立ち寄ったおり、自らの手で植えた杉が立派に育ち、温泉街のシンボル「黄門杉」になったということです。

文豪が愛した湯

『田舎教師』などの作品を残した文豪・田山花袋は、文壇一の温泉通だったことでも知られ、全国の温泉をめぐり歩いた『温泉めぐり』という紀行文まで著しています。

この中で粟津温泉について、「一番静かで居心地がよかった」と評しているのです。

温泉好きがもっとも好む温泉というわけです。

石川県の粟津温泉に伝わる恋伝説

ハッピーエンドの恋物語

粟津温泉には、400年も前から、一つの恋伝説が語り継がれています。

おっしょべ物語」といいます。

話の筋はこうです。

主人公は粟津温泉のある宿に奉公していた下女「お末」。

青春真っ盛り、17歳のお末は、向かいの宿屋の下男・竹松に恋をしていました。

打ち明けることもできず、ひそかに恋を温めていたものの、ある雨の夜、お末はついに気持ちを抑えられなくなり、宿の松の木をよじ登って屋根づたいに竹松のところへ向かおうとしました。

ところが、雨に濡れた瓦で足をすべらせ、まっさかさまに軒下へ落ちてしまいました。

大事にはいたらなかったものの、物音で宿屋の従業員や宿泊客にまですっかりばれてしまいました。

これがきっかけでお末の想いが竹松に伝わるところとなり、後にふたりは結ばれたということです。

このエピソードは温泉街で語り草となり、「お末」が「おすえべえ」、「おっしょべ」に変化、「おっしょべ物語」として現在に残ったわけです。

恋伝説にちなんだすぽっと「幸せの鐘」

幸せの鐘は、恋物語にちなんだモニュメント。

おっしょべ公園に設けられており、案内板には、1回鳴らすと「恋が見つかる」、3回鳴らすと「愛が深まる」、5回鳴らすと「あの頃の想いが蘇る」と書かれています。

粟津温泉の中でも人気の観光スポットで、カップルや女性グループがひっきりなしに訪れています。

おっしょべ祭り

毎年8月の最終の週の木曜日~土曜日には、物語にちなんだ「おっしょべ祭り」が行われます。

8月末は、1300年前に泰澄大師が粟津を開湯したと言われる時期でもあります。

地元の人はもちろん、観光客も一緒になって、おっしょべ節と太鼓にあわせて「おっしょべ踊り」を踊る催しです。

参考:
あわづ温泉観光協会
石川県:歴史・観光・見所
加賀温泉郷協議会
法師
加賀 伝統工芸村ゆのくにの森
白山比咩神社
大王寺

粟津温泉の商標登録情報

登録日 平成19年(2007)3月2日
出願日 平成18年(2006)4月3日
先願権発生日 平成18年(2006)4月3日
存続期間満了日 平成39年(2027)3月2日
商標 粟津温泉
称呼 アワズオンセン
権利者 粟津温泉旅館協同組合
区分数
第43分類 石川県小松市粟津町・井ノ口町・戸津町・湯上町及び上荒屋町における温泉浴場施設を有する宿泊施設の提供【類似群コード】42A01
第44分類 石川県小松市粟津町・井ノ口町・戸津町・湯上町及び上荒屋町における温泉浴場施設の提供【類似群コード】42D01

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2017年01月10日 作成
2017年11月17日 更新

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