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愛媛県の地域ブランド 


愛媛県の地域ブランド「大島石」

大島石協同組合 (愛媛県今治市宮窪町余所国521番地3)は平成9年(1997)1月31日、「大島石」を地域団体商標として登録しました。

大島石は、愛媛県今治市で産出される墓用石材のことです。

とくに関西圏では、墓石と言えば大島石と言われるほど高いブランド力を誇っています。

愛媛県の大島石とは

大島石は表面の文様が細かく、青味を帯びた上品な色彩を持ち、かつ、非常に堅く、水を吸わないため、破損や色褪せが極めて少ない、墓石としての美しさと機能性を兼ね備えた石とされます。

江戸時代から名石として称えられていたものの、採石量が少なく、搬出入の方法も確立できていなかったため、圧倒的に流通量が少ないことから、幻の名石とも言われていました。

それが、近代になり、採石技術の進歩や運搬の機械化などで流通量が増加するのにつれて、全国的に脚光を浴びるようになったのです。

愛媛県の大島石の歴史

大島石の来歴をたどると、江戸時代の始めごろ、伊予の国(現在の愛媛県)を治めることになった藤堂高虎の命により今治城が築城されたところに行きつきます。

この工事に、今治出身の治右衛門という石工が参加していました。

城は1604年に完成。治右衛門にもお暇が出されるはずでした。

ところが、石垣の構造や秘密の抜け穴など城の機密を知る彼は、工事終了後、藩主の命令で処刑される手筈が整っていたのです。

あまりにも不憫だと同情した藩士の一人が密かに治右衛門を逃がし、難を逃れた彼は海を渡って大島に辿り着きました。

潜伏生活を続ける治右衛門は、やがて島に良質の花崗岩層が眠っていることに気づき、この地で石工として出直すことを決め採石業に乗り出しました。

これが大島石の始まりだと言われています。

愛媛県の大島石のブランド力の考察

愛知県の大島石は、なぜ、高いブランド力を持つに至ったのでしょうか。

その要因は、流通量が少なく手に入りにくい希少性にあると考えられます。

需要と供給の関係だけではなく、人は、希少で手に入りにくいものほど価値が高いと感じる特性があります。

この性質を「希少性の原則」、あるいは、「希少性の法則」と言います。

アメリカの大学で行われた有名な実験で、たくさんビスケットが入った袋と、少ししか入っていない袋を被験者に渡し、ビスケットを食べた感想をたずねると、ビスケットが少ししか入っていない袋を手渡されたグループのほうが、好意的な評価をしたのです。

このような人間の性質を応用し、提供料や流通量などをわざと制限するなどして希少性を演出し、ブランド力を高める手法があります。

簡単に言うと、レストランの「1日限定10食」などといった限定メニューや、スポーツ用品の「〇〇限定モデル」などがそれです。

実は、さほどおいしいわけでもないのに、限定品などというと、なんだかとても特別なものに感じられ、実際以上においしく感じることによって口コミ効果が生まれます。

スポーツ用品でも、定番モデルとさほど品質が変わるわけでもないのに、限定品となるとつい手が出てしまうし、身に着けているところ「限定モデルなんだ」と人に自慢したくなるものです。

大島石の場合も、希少だったことがむしろ効果的なプロモーションになり、人から人へと評判が広がり、名声を獲得していったものと思われます。

参考:
伊予の銘石大島石
日本名石物語
今治市観光情報

大島石の商標登録情報

登録日 平成9年(1997)1月31日
出願日 平成5年(1993)5月6日
先願権発生日 平成5年(1993)5月6日
存続期間満了日 平成29年(2017)1月31日
商標 永遠の輝き・永遠の繁栄∞伊予御影 大島石
称呼 エイエンノカガヤキエイエンノハンエイイヨミカゲオーシマイシ,イヨミカゲオーシマイシ,オーシマイシ,オーシマ,イヨミカゲ
権利者 大島石協同組合
区分数
第19類 御影石
登録日 平成24年(2012)12月14日
出願日 平成23年(2011)12月7日
先願権発生日 平成23年(2011)12月7日
存続期間満了日 平成34年(2022)12月14日
商標 大島石
称呼 オーシマセキ,オーシマイシ
権利者 大島石協同組合
区分数
第19類 愛媛県今治市宮窪町・吉海町において産出された墓用石材,愛媛県今治市宮窪町・吉海町において産出された石材を使用した墓石

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2017年04月12日 作成
2017年12月06日 更新

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