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とにかくやさしい商標の話 


弁理士のかしこい使い方

(1)「とりあえず相談する」という考え方
(2)弁理士を選ぶ

  1. 初心者をどれくらい歓迎している事務所なのかを見る
  2. 費用も事務所によって様々
  3. 商標登録専門の弁理士事務所を選ぶ

(3)弁理士に商標調査をしてもらう

  1. 調査はなるべく早く
  2. 調査だけ依頼するのは損かも?

(4)アドバイスを求める

  1. 弁理士は、アドバイスを求めないと何も言ってくれないときがあります
  2. 区分に関しては、弁理士のアドバイスは必須

弁護士、税理士、そして弁理士・・・「士業」が提供するサービスというのは、決して安い報酬ではありませんよね。

弁理士にしても、そうだと思います。

実際は、事業として成り立つギリギリの報酬にしているのですが、お客さんから見るとそこはわかりません。

「これだけ支払って、2~3枚の書類を作るだけ?」と思う方もいらっしゃるかと思います。

ですから、ここでは、後悔しない費用対効果の高い弁理士の使い方をご説明できればと思っています。

弁理士のような専門家をどう使うかというのは、例えるならば、「お医者さんをどう使うか」というのと似ている部分があると思います。

あなたがもし健康に関する悩みがあるときに、「病院でお医者さんに見てもらえば絶対安心」ということはないかもしれません。

世の中には、色々なお医者さんがいて、得意分野や主義主張もそれぞれです。

お医者さんに見てもらったからと行って、必ずしも健康に関する悩みが解決するとは限らないでしょう。

しかし、もし、本当に自分に合ったお医者さんが見つかったとしたら、難しい症状のとき、これほど頼りになる存在はないでしょう。

弁理士も、それに近いものがあります。

世の中にはいろいろな弁理士がいますので、「弁理士に頼めば絶対に安心」ということは言えません。

しかし、信頼できる弁理士を選び、正しい使い方をすれば、一般の人が自分であれこれやってみるよりも圧倒的に良い効果が得られることは私が保証します。

健康に関する問題ならば、人間には自己治癒力がありますので、お医者さんに頼らないという手技の方もいらっしゃると思います。

しかし、商標に関しては、人間は自己治癒力を持たないばかりか、むしろ、簡単に被害者にも加害者にもなってしまう分野なのです。

ですから、皆さんには、是非、信頼できる弁理士を見つけていただいて、まずは気軽に相談してみていただきたいと考えています。

(1)「とりあえず相談する」という考え方

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先ほどのお医者さんの例でまたご説明するならば、もしあなたが体調が悪くなった時、自分で対処法を考えて対処する方法もあります。

健康に詳しい友達に相談するという手段もあります。何もしないでひたすら安静にする、という手段もあります。

それで、「結果的に」ただの風邪であれば回復することもあるでしょう。

しかし、一つ問題なのは、「今の症状が本当にただの風邪なのか」・・・そこは、やはり医師に診てもらわなくては判断できないということなのです。

弁理士に関してもこれは同じことが言えます。

もし、あなたが商標登録について疑問や不安を持っていたとしたら、自分で判断せずに、まずは、弁理士に相談してみることがとても重要です。

このとき、「気軽にご相談してください」といっても、なかなか「気軽に」とは行かない方が多いことは、経験上分かっております。

やはり、「弁理士」という職業は皆さんにとって馴染みがないものですし、色々な意味で敷居が高いのでしょう。

  • まだ、具体的な相談事項があるわけではない
  • 相談できるほどの知識が無い

といった理由で、相談するのをご遠慮される方も多く見られます。

また、「相談だけでお金がかかるのか分からない」ということも、心配な理由の一つのようです。

この辺りの事情について、確かに、本当に、どの程度「気軽に」相談して良いのか、というのは、弁理士によって様々だと思います。

なので、その点は注意して弁理士を選ばなくてはなりません。

その点についてアイリンクは、「初めて商標登録する人にも優しいサービスを」という理念の元に作った事務所ですので、ご安心ください。

初回相談は無料となっていますので、本当にお気軽にご相談いただけます。

(2)弁理士を選ぶ

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さて、とりあえず「気軽に弁理士に相談する」のが良いとは言いましたが、しかし、ここで注意しなければならない点があります。

それは、「相談する弁理士はよくよく選ばなくてはならない」ということです。

なぜかといいますと、弁理士によって、中小企業のお客さんへの接し方のスタンスがかなり異なるためです。

1.初心者をどれくらい歓迎している事務所なのかを見る

弁理士のお客さんは、基本的に、大手企業が多いです。

ですから、弁理士であれば大抵、大手企業への対応は慣れています。

ですから、大企業の担当者の方は、あまり心配する必要は無く、事務所の実績等を見て判断すれば良いかと思います。

一方で、よくよく注意しなければならないのは、中小企業、特に1~5名程度の小さな会社の社長さんや、個人事業主の方です。

こういった方は、ほとんどの場合、商標登録初心者であると考えられます。

しかし、実は、このような初心者の方の商標登録に慣れている弁理士は、かなり少ないのが現状です。

上でも書きました通り、どの事務所もホームページには「気軽にご相談ください」と書いてはいます。

しかし、実際のところ、本当にどのくらい気軽に面談や電話で相談できるシステムになっているのかは、事務所によって様々です。

さらにいうと、弁理士の方はとても親切に相談する気があるのだけれど、商標登録初心者と話すのが初めてであり、うまく相談に乗れないということもよくあります。

アイリンクという事務所は、お客さんの半分近くが個人事業主という、特殊な業界で活躍してきた弁理士が立ち上げました。

ですから、「初めて商標登録する」という方には、是非、お気軽にご相談していただきたいと思っています。

2.費用も事務所によって様々

また、商標登録に関しては、費用も重要です。商標登録という手続は、非常に重要なものではありますが、それによって経営が圧迫されるようなことがあるならば本末転倒ですよね。

しかし、上でもご説明しましたが、弁理士のお客さんというのは大手企業が多いですので、「予算感」というのが、中小企業の社長さんとは合わない場合があります。

我々アイリンクは、業界でもかなり低価格な弁理士報酬となっていますので安心です。

しかし、一方で、私の知る限り、この4倍くらいの費用がかかる事務所もあります。

念のためにフォローしておきますが、私は、他の事務所を「高すぎる」と非難する気は全くありません。

我々弁理士からすると特に「高すぎる」という感覚ではなく、「普通」の価格だと思います。

ただ、初心者の方にご注意いただきたいのは、弁理士の費用はそれくらい幅があるものだということなのです。

その点を理解していただくことが重要かと思います。

3.商標登録専門の弁理士事務所を選ぶ

近年の弁理士試験の合格者は、86%程度が理工系大学出身であるという統計があります。

コレは何を意味するかというと、ほとんどの弁理士が、特許を専門にしているということです。

私の感覚ですと、弁理士の中で、商標をしっかりやっている人は、それほど多くありません。

商標をやっていない弁理士も多く、商標をやっているとしても、特許の片手まで商標の登録業務をやっているという弁理士が多数です。

また、ある程度の規模の事務所であれば、商標担当の弁理士がいることがあります。

こういう方であれば、能力的には全く問題ないのですが、事務所の経営者でないので、若干親切さにかける場合があります。

また、こういう事務所は、だいたい特許をメインと下事務所ですので、商標のお客さんも特許と同じ、大手のメーカーだったりします。

そうすると、中小企業や個人事業主の商標登録に関して、そこまで親切でない場合が多いようです。

アイリンクは、商標登録専門の弁理士が集まって作った商標登録専門の事務所ですので、ご安心してご相談いただけます。

(3)弁理士に商標調査をしてもらう

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1.調査はなるべく早く

商標登録をすると決めた場合、まずは、弁理士に、「商標登録できるかどうかの調査」を依頼しましょう。

よくある失敗例として、「弁理士に商標調査を依頼する前に、商品名などを決めてしまう」というケースがあります。

例えば、「化粧品の商品名として「ABC」という商標を出願したいのですが」というご依頼をいただいたときに、すでに、商品名のロゴやパッケージデザインができているという場合があります。
さらには、広告を出してしまっているとか、販売を開始してしまっている場合などもあります。

これは、結構危険です。

企業の方で、簡単な商標調査をした上で商品名を決めたりしているようです。

しかし、商標調査は、そんなに簡単ではありません。商標のタイプにもよりますが、「類似」の範囲まで調査しなければなりませんから、弁理士でなければ正確に調査するのは難しいと思います。

例えば、化粧品などの商品名については、同じようなものが世の中にありふれていますので、5つくらい候補を出してもらって、やっと一つ、商標登録できそうなものが見つかった、という場合もあります。

特に商品名については、必ず、確定する前に弁理士に調査を依頼しましょう。

2.調査だけ依頼するのは損かも?

ところでこれは実務上というか、商売上の細かい話になりますが、弁理士に調査を依頼するときのお話です。

例えば、まだ、商標登録するかどうか決めかねている状態で、弁理士に調査を依頼したいとき、どうしたら良いでしょうか?

たいていの弁理士は、調査だけの業務も受け付けています。

費用は、だいたい、1区分2~3万円、区分数によっては5~6万円程度くらいかと思います。

ですから「調査だけをお願いします」ということもできますが、これは、費用対効果的にはあまりお得ではないかもしれません。

調査だけお願いした場合、調査に関する詳細なレポートはもらえますが、得られるアドバイスはそう多くはありません。

結構多くの場合、「商標登録になる可能性もあるが、ならない可能性もある」という事実のみが判明するけれど、それ以上何も事態は進展しないこともあります。

それよりはむしろ、親切な弁理士を選んで、「商標登録をしたいのだけれど、まだこの商標で行くのかどうかは迷っている」というふうに相談してみましょう。

親切な弁理士の場合、「商標登録したい」というお客さんに対しては、調査や相談は無料でやってくれます。

さらに、「どの商標で登録するのかを迷っている」という場合であれば、それについても、どうするのがベストか相談に乗ってくれます。

ですから、まだどういう商標で商標登録するかは確定していないとしても、「商標登録する」という前提で弁理士に相談した方が、はるかに多くのアドバイスを受けることができるでしょう。

(4)アドバイスを求める

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1.弁理士は、アドバイスを求めないと何も言ってくれないときがあります

20名程度のある程度しっかりした会社に多いのですが、最初から、「この商標をこの区分で」ということで指定して、ご依頼をいただくことがあります。

しっかり考えた上でご依頼いただいているということで、それはもちろん構わないのですが、せっかく弁理士を使うのであれば、積極的にアドバイスを求めることもおすすめです。

なぜ「積極的に」と書いたかといいますと、弁理士によっては、何もアドバイスを求めなければ、何も提案しないという人も多いためです。

これは、弁理士という職業が、一部上場企業などの大手企業との付き合いが多いことにも関係しているかもしれません。

つまり、こういった企業がお客さんの場合は、知財担当の方がいて、「このようにやってください」と言われ、それに対しよほどのことが無ければ口を挟まないのです。

しかし、親切で能力のある弁理士であれば、アドバイスを求められれば、結構惜しみなくアドバイスをしてくれる弁理士も少なくありません。

ですから、例えば、自社で会議をして「これでOK」と思っていたとしても、一言、「何かアドバイスなどいただければありがたいです」と添えていただくと、良いアドバイスが得られる場合があるかと思います。

2.区分に関しては、弁理士のアドバイスは必須

特に区分に関しては、必ず弁理士のアドバイスを求めるようにしましょう。

商標の区分は弁理士でも間違えることがあるくらい難しいので、自社の会議で、「9類と42類」というように決まったとしても、見落としがあることも非常に多いです。

そして、これは弁理士側の事情なので申し訳ないのですが、弁理士としては、先ほど上に述べたように、大手企業と仕事をするときに「余計なアドバイスをすると嫌がられる」という経験があるので、お客さんが「9類と42類」と言ったならば、なかなか、「この区分もどうですか?」という提案がしづらい人もいます。

アイリンクの商標専門の弁理士は、商標登録初心者の方へのアドバイスに慣れていますので、お気軽にアドバイスを求めていただければと思います。

むしろ、こういったアドバイスをできることがアイリンクの一番の存在価値だと思っています。

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2016年12月18日 作成
2017年10月04日 更新

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