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ネーミングとロゴをめぐる物語 


ネーミングをめぐる物語「アヲハタ」

あまーいシロップに漬かった果実が詰まったフルーツ缶。

愛好家は少なくないと思います。

今回の記事はそんなフルーツ缶を製造・販売しているアヲハタの社名の由来について追ってみました。

キユーピーの創業者が始めた「アヲハタ」

アオハタの歴史は1932年まで遡ります。

キユーピー創設者である中島董一郎が全額出資で設立した旗道園がアヲハタの前身です。

旗道園はみかんの缶詰加工をする会社として設立されたものでした。

旗道園の設立に先立ち中村董商店(キユーピーの前身の会社)を操業していた中村のもとには既に多くの社員がついていたのですが、そのうちの1人に廿日出要之進がおり、旗道園の創業者には彼を任命します。

廿日出は「缶詰は中身が見えないからこそ、これを製造するものは正直者でなければならない」という理念をもち、添加物を使わない缶詰やジャムの製造は現代に至るまで脈々と受け継がれています。

アヲハタの由来は読んで字のごとく

アヲハタという社名は旗道園の名前の由来がそのまま受け継がれたものです。

創設者の中島がイギリスに滞在していた時にロンドン・テムズ川でのボートレースのケンブリッジVSオックスフォードの伝統ある一戦を目にし、両校のフェアプレーにいたく感動したそうです。

その際にたなびいていた両行の青い旗の印象と、先述の廿日出の理念を結び付け、青旗をブランド名にしました。

その後、太平洋戦争により会社は閉鎖を余儀なくされますが、戦後の1948年に廿日出は地元資本を導入して「青旗缶詰」として再スタートさせました。

廿日出は中島に会社の返却を申し出たそうですが、中島は廿日出に会社を任せます。

以降、廿日出は缶詰、ジャム類の製造に従事し、1980年代にはジャム類缶、びん詰生産日本一になるなどキユーピー・アヲハタグループの中核産業として成長させました。

ボートレースのフェアプレーに感銘を受けた創業者たちの思いをそのまま形にしたような、清々しい歩みを進めてきた青旗は、平成元年に現在のカタカナ表記の「アヲハタ」になりました。

ちなみに、アオハタではなくアヲハタである理由は「オ」だと頭が飛び出て文字のバランスが悪いから、という理由だったのだそうです。

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2016年09月19日 作成
2017年09月11日 更新

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