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動画で学ぶ商標 


商標登録出願を行う前に必ずやっておくべき先願調査のやり方をズバリ指南《実践編》

商標登録出願を行う前に必ずやっておくべき先願調査のやり方をズバリ指南《基礎編》として、商標登録出願の事前調査のやり方を解説した動画を紹介しました。

いよいよここでは、《実践編》に移ります。

ここで紹介するのは、独立行政法人工業所有権情報・研修館が提供する「かんたん商標出願講座シリーズ」から、以下の3つの動画です。

  • 8.称呼検索
  • 9. 商品・役務名検索の使い方
  • 10.類似商品・役務審査基準の使い方

称呼検索とは

「8.称呼検索」

この動画では、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)を活用した先願調査のもっとも基本的な方法として、「呼称検索」のやり方を解説しています。

称呼と書いて「しょうこ」と読みます。

一般的によく使われる「呼称(こしょう)」と同義であり、商標を日本語読みにしたときの読み方、呼び方のことです。

称呼検索の方法

検索の方法としては、まず、J-PlatPatのトップ画面を開きます。

画面上部に、「特許・実用新案」、「意匠」、「商標」、「審判」、「経過情報」のボタンが並んでいますので、このうち、「商標」のメニューから「3.称呼検索」を選択します。

称呼検索画面には、「呼称1」、「呼称2」、「区分」、「類似群コード」を入力する窓があります。

動画の説明では、ここで、「区分」と「類似群コード」の解説に入りますが、少しわかにくいので、ここでは、まず、「称呼」だけで検索する方法から解説します。

動画では、事例として、独立行政法人工業所有権情報・研修館の略称である「INPIT」で検索する方法を紹介していますが、これも少しわかりにくいので当所の名称「アイリンク国際特許法律事務所」を例に、「アイリンク」で検索する方法を例にとって解説いします。

まず、「呼称1」のボックスに、検索したい呼称を全角カタカナで入力し、「🔍検索」ボタンをクリックします。

すると、ヒット件数とともに、「一覧表示(類似種別順)」と「一覧行事(番号順)」のボタンが現れます。

なお、称呼は一度に2つまで指定できます。(1と2の検索窓にそれぞれ1つずつ入力)。

区分で絞り込む方法

2017年4月24日現在で称呼「アイリンク」を検索すると、486件ヒットします。

この時点で一覧表示してもいいのですが、まだちょっと検索数が多いです。

ちなみに、J-PlatPatでは、ヒット数が1000件を超えると一覧表示できませんので、ヒット数が1000件を超えたら絞り込む必要があります。

そこで、ここから、区分、さらに、類似群コードで絞り込んでいく方法を見てみましょう。

まず、区分で絞り込みしてみます。

アイリンク特許法律事務所で扱っている商品・役務は、「法律事務」ですので、法律事務を指定区分として登録している「アイリンク」の商標をしぼり込みます。

自分が扱っている商品・役務の含まれる区分を調べる方法は後ほど解説します。

区分を指定する方法は、選択メニューで「商品全類(第1類~34類)」、「役務(35類のみ)」、「役務(35類を除く36類から45類まで)」の3つを選択する方法と、窓に特定の区分を入力する法があります。

ここでは、窓に特定の区分数を入力する方法でやってみます。

法律事務の含まれる分類は、第45類なので、検索窓に「45」と入力し、「🔍検索」ボタンをクリックします。

すると、24件にまで絞り込めました。

商標権が認められるのは、指定した区分の範囲だけなので、その範囲に含まれる商標だけが検索できればよく、情報としてはこれで十分です。

なお、区分は1つだけではなく、複数指定できます。その際は、区分と区分の間をスペースで区切ります。

類似群コードで絞り込む方法

次に、類似群コードで絞り込む方法を見てみましょう。

法律事務の中でもさらに以下の3つの小分類があります。

  1. 工業所有権に関する手続の代理又は鑑定その他の事務
  2. 訴訟事件その他に関する法律事務
  3. 登記又は供託に関する手続の代理

このうち、アイリンク国際特許法律事務所が扱っているのは、1の工業所有権に関する手続の代理又は鑑定その他の事務であり、その類似群コードである「42R01」を入力し、「🔍検索」ボタンをクリックします。

すると、4件まで絞り込むことができました。

なお、類似群コードも、スペースで区切ることにより、複数指定できます。

ここまで絞り込めたら、「一覧表示(類似種別順)」もしくは「一覧行事(番号順)」のボタンをクリックし、該当する商標の詳細な情報を確認してみましょう。

このように、称呼検索では、「称呼」、「区分」、「類似群コード」の3つを駆使して、同一や類似商標の先願調査を行います。

該当する区分と類似群コードを調べる方法

「10.類似商品・役務審査基準の使い方」

称呼検索では、これから出願しようとしている商標の称呼に加えて、「区分」と「類似群コード」によって絞り込んでいく方法を解説しました。

しかし、区分や類似群コードと言われても、自分が扱っている商品やサービスがどこに分類されているのかわからないはずです。

区分や類似群コードを特定するにはいくつかの方法がありますが、この動画では、特許庁が公開している「類似商品・役務審査基準」から特定する方法を解説しています。

なお、先ほどの「8.称呼検索」の動画の中でも、同じ方法を解説していますが、この動画では、類似商品・役務審査基準の使い方だけを解説しています。

具体的な方法について、動画の中でも解説している「印刷物」の指定区分と類似群コードを特定する方法に従ってみていきましょう。

まず、特許庁のホームページで公開している「類似商品・役務審査基準」までたどり着かなければなりません。

これにはいろいろありますが、先ほどの称呼検索の流れの中で説明すると、称呼検索のページ上部に、「類似商品・役務審査基準」のリンクが貼ってあるため、ここから飛ぶのが簡単です。

類似商品・役務審査基準のページにたどり着くと、審査基準にもいくつか種類がることが見てとれます。

最新の「類似商品・役務審査基準〔国際分類第11-2017版対応〕」を選択しましょう。

動画では、「類似商品・役務審査基準〔国際分類第10-2016版対応〕」を選択するようにと解説していますが、昨年作成された動画なので、少し情報が古いです。

2017年4月24日時点の最新版は、2016年12月に更新された「国際分類第11-2017版」です。

そこで、「類似商品・役務審査基準〔国際分類第11-2017版対応〕」をクリックすると、PDFで全ページが表示されます。

まず、「商標法施行令第2条において規定する別表(政令別表)」で、自分の扱っている商品・役務が第1類から45類のどこに分類されるのか探してみます。

この表だけ見ても、「印刷物」とはどこにも書いていません。

なるべく近そうなものを探ってみると、第16類が「紙、紙製品及び事務用品」となっています。

ここがどうやらあやしそうです。

そこで、ページを第16類まで進めていくと、ありました。「印刷物」の区分は、第16類であることが特定できました。

次に、類似群コードを特定します。

第16類の項目をさらに詳しく見ていくと、印刷物についてのより詳細な記述にたどり着きます。印刷物の類似群コードは「26A01」と記載されています。

もっと簡単に該当する区分と類似群コードを調べる方法

「9.商品・役務名検索の使い方」

類似商品・役務審査基準から区分と類似群コードを特定する方法を解説しましたが、類似商品・役務審査基準は最新の11版で全451ページもあり、目的のページを探すのに意外と手間取ると思います。

もっと簡単に区分と類似群コードを調べる方法を教えてくれるのが、この「9.商品・役務名検索の使い方」です。

商品・役務名検索は、先ほど解説した「類似商品・役務審査基準」に載っていない商品・役務名も検索することができます。

動画にそってやり方を解説します。

まず、J-PlatPatのトップページにある商標のメニューから「商品・役務名検索」を選択します。

商品・役務名検索の画面には、「使用する言語」、「商品・役務名」、「区分」、「類似群コード」を入力する窓があります。

「商品・役務名」のところに、自分の扱っている商品・役務の種類を直接入力し、検索してみます。

先程と同じ、「印刷物」と打ち込むと、130件ヒットしました。(2017年4月24日現在)

一覧行事すると検索結果のリストが表示されるので、該当する指定区分、商品・役務を探します。

印刷物は、第16類で、類似群コードは26A01であることがわかります。

検索結果がゼロの場合、その商品・役務を表現する他の呼び方でヒットするかどうか試してみましょう。

以上、称呼検索及び、類似商品・役務審査基準から区分と類似群コードを特定する方法、商品・役務名検索の使い方の解説でした。

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2017年06月11日 作成

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