電話

0120-966-995

0120-123-456 営業時間:平日 10:00-17:00

記事をシェア

北海道の地域ブランド 


北海道の地域ブランド 「十勝川西長いも」

十勝川西長いもは北海道帯広市が生んだ地域ブランドです。

商標登録されたのは、2006年4月、帯広市川西農業協同組合が出願しました。

帯広市にはもともと長いもは自生していません。

一から栽培を始め、地域ブランドに育てていくためには、大変な苦労があったようです。

北海道の十勝川西長いもとは

日本のウクライナと評されるほどの大農業地帯である北海道十勝平野、そのほぼ中央に位置するのが帯広市川西地区です。

北海道の豊かな土壌で生産される十勝川西長いもは、白く輝くような肉質と、粘性の強さでが特徴です。

長いもには滋養強壮作用があることが知られていますが、中でも十勝川西長いもは、脳卒中や高血圧を予防する効果があるカリウムなどを多く含んでいます。

また、十勝川西長いもの強いぬめりの正体はムチンと呼ばれる粘性物質で、体内の粘膜を保護する作用があり、鼻腔や喉、胃や腸などの消化器官を細菌や炎症から守り、働きを助ける効果が期待できます。

北海道の十勝川西長いもの由来

帯広には長いもは自生していません。

栽培もしていませんでした。

それなのに、なぜ長いもが帯広の名産品と呼ばれるまでになったのでしょうか。

話は昭和30年代にさかのぼります。

このころにはすでに日本有数の農業県だった北海道ですが、戦後の高度経済成長期にさりかかり、食料の輸入量が増大したことにより、農産物の国内価格は低迷が始まっていました。

帯広市も分に漏れず、主力産業であった畑作が打撃を受けます。

農産物の価格低迷を打破するためには、収益性の高い作物を作ることが急務でした。

そこで、地域のJA帯広かわにしが選択したのが長いもだったのです。

寒暖差が激しい気候と、水はけの良い土壌という帯広市川西の一帯の特性が、長いもの栽培に適していたためです。

実際に作ってみると、品質の良いものが収穫できました。

増産に着手したJA帯広かわにしと地元農家で、栽培ノウハウの確立と作業の機械化に取り組み、品質のよい長いもを大量生産することに成功します。

作付面積は急速に拡大。

昭和50年代には生産量100トンを超えるまでになりました。

こうした努力により、十勝川西長いもはすっかり帯広に根付き、名産品となっていったのです。

世界に羽ばたく北海道の十勝川西長いも

十勝川西長いもは現在、北海道を飛び立って世界に輸出されるようになっています。

注目されたきっかけは、2000年ごろ、台湾で長いもが漢方薬の一種としてブームになったことです。

滋養強壮の作用が強く、味のいい長いもは、台湾で薬膳料理の素材として重用されていました。

中でも、十勝川西長いもは栄養価が高いと台湾で評判となり、大ブームになったのです。

この台湾での十勝川西長いもブームはさらに他の国にも浸透。

シンガポールやタイなどの東南アジアから、アメリカ、中東のドバイ、遠くヨーロッパからも買い付けにくるまでになったのです。

十勝川西長いもの商標登録の状況

登録日 平成18年(2006)11月10日
登録公報発行日 平成18年(2006)12月12日
公開日 平成18年(2006)5月18日
出願日 平成18年(2006)4月1日
先願権発生日 平成18年(2006)4月1日
更新申請日 平成28年(2016)6月2日
更新登録日 平成28年(2016)6月14日
存続期間満了日 平成38年(2026)11月10日
商標 十勝川西長いも(標準文字商標)
称呼 トカチカワニシナガイモ,カワニシナガイモ,トカチナガイモ,トカチカワニシイモ,カワニシイモ,トカチイモ
権利者 帯広市川西農業協同組合(北海道帯広市)
区分数
第31類 十勝支庁帯広市川西地域及びその近隣地域で生産された長いも,十勝支庁所在の帯広市川西農業協同組合において生産及び管理された種いもを用いて十勝支庁帯広市川西地域及びその近隣地域で生産された長いも【類似群コード】32D01

商標登録の経験を積んだ弁理士は、圧倒的に東京に一極集中しています。
このため、地方の事業主の方々においても、商標登録は、東京の事務所にご依頼されることをお勧めしております。
地方の事業主でも商標登録は東京の弁理士に依頼すべき3つの理由

私たちアイリンク国際特許商標事務所は、中小零細企業や個人事業主さまを応援しています↓


2016年12月21日 作成
2017年10月10日 更新

次のページ北海道の地域ブランド 「鵡川ししゃも(むかわししゃも)」

「商標登録されている地域ブランド」 の記事


1. 北海道の地域ブランド (2)

2. 青森県の地域ブランド (1)

3. 岩手県の地域ブランド (2)

4. 宮城県の地域ブランド (1)

5. 秋田県の地域ブランド (1)

「商標登録されている地域ブランド」の目次へ

こんな記事も読まれています